AFF・ひろしまJFTFの話:その1

こんばんは、太田和孝です。

今年2021年の4月末から最近まで、大半の時間を費やしている「AFF」と「ひろしまJFTF」について、何回かに分けて書いていきます。出演予定にも何度も載せている単語でもあるので、簡単に説明を。

まずAFFとは・・・「ARTS for the future! コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業」です。ひとことで言うと、芸術関係事業を主催する事業者への補助金です。

詳しく知りたい方はAFFサイトへ https://aff.bunka.go.jp/

同じ文化庁では昨年度に「文化芸術活動の継続支援事業」があり、こちらは芸術家を直接支援するものでした。AFFはそれとは異なり、芸術事業を主催する「事業者」を支援するものです。その事業者から、各種パフォーマー・音響照明など舞台関係・ホールやライブハウス等々にお金を回そうというものです。文化庁の補助対象として想定されているのは芸術事業でじっかり稼いでいる法人であり、フリーランス個人は対象外です。フリーランス同士が集まって、任意団体を作って応募するという特例の様な申請も可能ではあるものの、法人としての会計や税務が発生して膨大な労力になります。事務処理に疎い実演家が申請するにはかなりのハードルです。

そんな少々手強いものでしたので、どこかの法人が申請して、自分に出演依頼が来れば出演側として関わることもあるかな、ぐらいに考えておりました。

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が、4月末ごろに、広島在住のジャズボーカリスト佐藤いよりさんから

「arts for the future何かしていらっしゃいますか?」

とのFBメッセージが送られてきました。

「フリーランスは対象外だから何もしていない」と返信。

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ほどなく電話がかかってきて「自分が代表として任意団体を作って申請するから、協力してほしい。(大意)」と。

SNSのAFF関係の投稿の様子からして、難易度は高そうだったので、「通ればラッキーぐらいの感じなら良いですよ」と言うことで、申請に向けて動き始めたのでした・・・。

続きはその2(多分あるはず)で。

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その後に色々ありました(そして今も色々ある)が、お陰様で任意団体「ひろしまJFTF」としてAFFに採択されました。

広島10・相模原2の全12公演。アコースティックなピアノトリオから、ジプシースイング、ポップス、フュージョン、書やダンスとのコラボなど幅広い内容です。ご興味ありましたら、相模原と広島の会場、またはオンラインで全国からお楽しみいただけると嬉しいです。

【ひろしまJFTF主催公演】

▶︎会場観覧→ https://tiget.net/users/583205

▶︎オンライン配信(ライブ視聴+2週間録画視聴)のご予約は→ https://twitcasting.tv/hiroshima_jftf/shop

▶︎ひろしまJFTF https://jftf.amebaownd.com/

【丈青 & 佐藤いより(Shara) セッション動画 - 2020.10.31】

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投稿者プロフィール

otakazutaka
otakazutakaflutist,composer
太田和孝:おおたかずたか
フルート奏者・作曲家